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​ドキュメンタリー写真家

Keiji fujimoto

藤元 敬二

大学卒業後ネパールの新聞社勤務を経て、発展途上国に暮らす人々の肉体的、精神的な影を主題とした数々のドキュメンタリープロジェクトを制作。

国内外の媒体へと発表している。

上野彦馬賞でグランプリを取るなど、その他数々の賞を受賞。

清里フォトアートミュージアムでは藤元敬二氏の写真が永久収蔵されている。

世界各地で個展を開いており、活動の場を広げている。

賞歴

2017 – ショートリスト・FUAMダミーブックアワード
2017 – ショートリスト・カッセルダミーブックアワード
2016 – 銀賞 (People:Life Style部門)・TIFA, 東京国際写真コンテスト
2016 – 入選・The Prix de la Photographie Paris: PX3
2015 – Lens Culture Emerging Talent Award
2014 – グランプリ・上野彦馬賞
2013 – 2位・ゴードンパークス国際写真コンテスト 
2013 – 入選・上野彦馬賞
2012 – 1位・ゴードンパークス国際写真コンテスト
2012 – 日本写真芸術学会奨励賞・上野彦馬賞

掲載媒体
カトマンズポスト(ネパール)、キャパ(日本)、ザ・ページ(日本)、週刊アサヒ芸能(日本)、週刊金曜日(日本)、週刊読書人(日本)、週刊文春(日本)、日本写真年鑑(日本)、ニュースフロント(ネパール)、ネオネオ(日本)、ネオネオウェブ(日本)、フォトコンライフ(日本)、ブンカタブー(日本)、毎日新聞(日本)、ミズーリアン(アメリカ)、モンタナカイミン(アメリカ)、リパブリカ(ネパール)、ルトワ(日本)、ヤフーニュース(日本)など。

展示
2017 – “Forget-me-not” 清里フォトアートミュージアム・グループ展(山梨)
2017 – “Forget-me-not” エモンギャラリー・グループ展(東京)
2016 – “Forget-me-not” 早稲田大学 -大隈ガーデンハウス-・個展(東京)
2016 – “Forget-me-not” Reminders Photography Stronghold・グループ展(東京)
2016 – “Forget-me-not” コミュニティセンターakta・個展(東京)
2015 – “Forget-me-not” SanFrancisco Camera Work Gallery・グループ展(カリフォルニア・アメリカ)
2015 – “Missing Half” 日比谷公園 -緑のiプラザ-・グループ展(東京)
2015 – “Missing Half” 長崎県美術館・グループ展(長崎)
2015 – “Missing Half” 福岡市美術館・グループ展(福岡)
2015 – “Missing Half” 鹿児島市立美術館・グループ展(鹿児島)
2015 – “Missing Half” 東川町文化ギャラリー・グループ展(北海道)
2014 – “Missing Half” 東京芸術劇場・グループ展(東京)
2014 – “Battling it out” ラトナパーク・個展(カトマンズ・ネパール)
2014 – “Abandoned Region” 長島美術館・グループ展(鹿児島)
2014 – “Missing Half” Redlands Community College・グループ展(オクラホマ・アメリカ)
2013 – “Abandoned Region” 東京都写真美術館・グループ展(東京)
2013 – “Living in a Cave” マルイケハウス・個展(東京)
2013 – “Living in a Cave” 福岡アジア美術館・グループ展(福岡)
2012 – “Abandoned Region” Gordon Parks Museum・グループ展(カンザス・アメリカ)

2012 – “Living in a Cave” 東京都写真美術館・グループ展(東京)

永久収蔵
清里フォトアートミュージアム

学歴
モンタナ大学ジャーナリズム学部卒業

藤元敬二ホームページ

http://www.keijifujimoto.net/

ホームページを見る

藤元敬二 ドキュメンタリー写真集出版記念トーク&特別展

この度、ドキュメンタリー写真家、藤元敬二氏の写真集の発売を記念してトークイベントを開催いたします。週刊連載の内容等、今まで発表して来た作品の中から写真・絵・文章を厳選し、藤元敬二氏本人が読み上げ、軌跡をたどります。

開催日:2017年8月20日(日)

時間:17:30開場18:00スタート

会場:恋文酒場かっぱPeRO【東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-4 コスモス吉祥寺ビル4F】

参加料:2,000円+1ドリンクオーダー

※イベント終了後は恋文酒場かっぱPeROにてそのまま藤元敬二氏を交えた懇談の場を予定しております。

懇談の場:お一人様1,500円
 (イベントにちなんだケニア料理を含む美味しいお料理がお楽しみいただけます。)

 

ご予約方法

https://www.mds.land/event

こちらのページより【参加申し込み】にお進みください。

※この度チケットは全て取り置きとさせていただきます。ご予約をされましたらご来場の際、受付のスタッフがお客様のお名前にて確認させていただき料金と引き換えにチケットをお渡しさせていただきます。

お問い合わせ

info@mds.land

080-3594-5777

担当:飯島

 

主催mds

申し込みは終了いたしました

August 20, 2017

記事 #4

飯島秀泰

​8月20日「藤元敬二ドキュメンタリー写真集出版記念トーク&特別展」

大変ご好評いただき終了いたしました。

​イベントで使われました濵中光(mds project manager)オリジナルの楽曲【Forget-me-not】が本日よりこのページの一番下のサウンドクラウドより聴取することが可能です。是非お聞きください。

イベントの様子などもこちらのページにて順次載せさせていただこうと思っております。

興味を持ってくださった皆様、足を運んでくださった皆様、携わりご協力いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

August 18, 2017

記事 #3

飯島秀泰

この度mdsで藤元敬二氏のイベントを開催するにあたり、作曲家である濵中光(mds project manager)が藤元敬二氏の作品からインスピレーションを受け楽曲を制作してくれました。

曲名はその名も【Forget-me-not】敬二氏の写真集と同じ名前です。

それだけでも彼が作曲をする中で、いかに敬二氏の作品に思いを重ねて取り組んだかわかります。


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この楽曲を制作するにあたって藤本敬二さんの作品、文章や写真、
そこに映し出された人々などからインスピレーションを受け、
藤本敬二さんという人間を考えさせていただきました。


彼が言う【私のことを忘れないで欲しい】とはどういうことなのだろうか。

彼が伝えたいこととは。

そこに抱えてるものはなんなのだろうか。


僕なりに読み解き、「孤独」「葛藤」「影」「決意や真の強さ」「成長」
様々な意図を随所に、音と共に散りばめ、

僕なりに解釈した【Forget-me-not】がここに出来上がりました。

 

このような機会があり、そして僕は藤本敬二さんという人間をもっと深く知りたいと思っています。

 

濵中 光

 

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この楽曲は8月20日のイベントで使われ、8月21日にこちらの特設ページにアップさせていただきます。

是非イベントで、もしくは藤元敬二氏の写真集と共に聞いてみてはいかがでしょうか。

August 08, 2017

記事 #2

有田菜々子

これを目にしたあなたへ。

藤元敬二のしてきた経験。


ほとんどの人にとって、非日常・遠い世界とも思えるへんぴな場所での稀有な経験、

それはもちろんあなたの世界感を広げてくれる。

驚きや疑問、今までにない価値感も覗かせてくれる。

でもその中で、彼がカメラと被写体を通してしてきた事の根底は、「自分と向き合う」という、誰しも人間が生きる上で課題とし、あなたの中にもあることである。
それを色濃く「突き詰めて」きた彼の言葉、想い、自分と世界への投げかけは、あなたの心のどこかに当たり突き刺さり、動かすものがあると思う。


そういう意味でこのイベントは、参加する誰もが持ち帰れるものがあると私は自信がある。
現実、夢、葛藤、希望、闇、陽かり、陰(かげ)、そして告白。
来て後悔はさせないと思わせる充分な内容とドラマを、既に私は敬二を見て、彼の文章を読んで、感じる。

 

また、恋文酒場かっぱPeRoさんのなんともノスタルジックで温かみのある、木と畳と明かりの作り込まれた空間。このような場所で出来る事が一層、このイベントが人々へもたらすであろう豊かな感覚への自信を加えている。
 

そして、私たちチームmdsが実際何をしているか、あなたとこれから何ができるというひとつの提案として、これを共有したい、知って欲しい。
クリエイターやアーティストはもちろん、いち人間であるあなたに来て、見て、聴いて、感じて、持ち帰って欲しい。

そう真摯に想うイベントです。

July 26, 2017

記事 #1

飯島秀泰

 藤元敬二さんって一言でどんな人?

「人類でもっとも面白い生物の一人です」(mds有田菜々子)

 

この言動は文章的には意味がわからないが、大学時代からの友人である有田にインスピレーションでそう語られる藤元敬二氏は、確かに非常に興味深い人物である。

 今まで食べた中で一番ショッキングだった食べ物はなんですか?

敬二氏「北朝鮮で牢屋に入っていた時に出された真っ青なバナナ」

そんな調子なのだから、普通に話していても聞きたいことが出てきてしまうし強制的に興味が沸いてしまう。

興味が沸いてしまうのは、もちろん彼の経験上の話だけではない。

彼は極めて自然でストレートに自分を行動させているように思う。

そんな彼が非常に気さくに、そして真剣に話をしてくれる。聞いてくれる。

独特の大きさと暖かさを感じる。そこに人間的興味が沸いてしまうのだ。

僻地へ行き、修羅場を潜り、長くて半年以上現地の人々と暮らし、写真を取る。

彼の写真から絵から文章から湧き出てくる生命力はまさにドキュメントであり、自身の葛藤であり、その狭間にあるものだと感じる。

 

私が臆病であるために絶対にできないようなことを真っ直ぐに確実に実行している姿に映る。撮影現場での彼はきっともっと野性的に暖かなのだろうと想像してしまう。

 

私が最初に彼の個展に行った時、彼の写真にまず惹かれたし、アートを感じた。エンターテイメントのようにも感じられたのに、話を一つ一つ聞いていくと、その背景は文化と支配に翻弄される人々の心の葛藤や正義にまみれていた。きっと自分が思うより、この写真の中の現実や人々はもっと明るく、そしてもっと厳しいに違いない。

 

私は、どう捉えたらいいのか未だにその理解に整理をつけられないでいる。

ただ彼の写真を見て、重ねるたびに、自分の心の中に怒りや希望を見つける。

そんな私の表裏的なインスピレーションを紡ぐ一つである。

 

mdsはアーティストの集まりであり、作者に触れてもらうことを一つのコンセプトとしています。

是非この機会に人類でもっとも面白い生物の一人に触れてほしいと思っています。

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